東京湾の新夜景スポット「豊洲ぐるり公園」を夜景散歩する
更新 | OSCA
2017年07月07日、東京湾ベイエリアに新しい夜景スポットが誕生した、豊洲埠頭地区の「豊洲ぐるり公園」だ。
豊洲ぐるり公園は、世間を騒がせている「築地市場移転問題」の移転先である「豊洲市場」を建設中の豊洲埠頭をぐるりの一周するように整備されている水辺と緑を取り入れた新しい公園だ。 その一部が07月07日に公開されたのだ。
オープンして間もない休日、さっそくカメラを担いで夜景散歩しに豊洲に向かった。
07月07日に公開された豊洲ぐるり公園の一角へは、ゆりかもめ線の市場前駅から徒歩5分程度だ。 駅から公園までの道は巨大な豊洲市場の建物に囲まれており、市場が開場すれば賑やかになる事が容易に想像できた。 ちょっとした社会見学を楽しみながら歩いていると、道が開いてきて公園の遊具が見え始めてきた。
まず迎えてくれたのは、レインボーブリッジの全景が見事に背景となった子供のための広場だ。
高台になった広場の端には、ライトアップされたレインボーブリッジを心いくまでたのしんでくれと言わんばかりに設置されたベンチがある。 全く素晴らしい景色である。
遊具がある広場を抜けて階段を下ると、東京湾の水辺を散歩できる開けた遊歩道が整備されていた。 レジャーシートを広げた家族連れや釣り人が、ゆっくりとした時間を過ごしていた。 人を急かすようなものや騒音が一切なく、たまに船の汽笛がボーっと聞こえるだけの、のんびりした空間がとても良い。
遊歩道をゆっくりと歩いていると、東京タワーと晴海埠頭が見えて来た。 どちらも東京の夜景を代表するシンボルだ。
巨大な船が停泊している晴海埠頭が目の前に見える。
晴海埠頭を目の前にしたところで遊歩道が通行止めになってしまった。 ここからは、まだ工事中でオープンはまだ先のようだ。 豊洲ぐるり公園の完全公開が楽しみである。
今回は電車で訪れたのだが、大きな駐車場が設けられており、ドライブにも打ってつけの夜景スポットである。 夜景写真家の筆者も自信をもって人に薦められる、是非一度訪れてみてはいかがか?